大久保 あり 『林スンの肖像』
会期:7/20(日)〜8/3(日)
休廊:7/22(火)、7/29(火)、7/30(水)
時間:14:30 – 18:30
レセプション:7/20(日)18:00 – 20:00
本展示は、架空の人物「林スン」のポートレイト写真と昨年末に府中市美術館市民ギャラリーと本ギャラリーにて同時開催されたグループ展「ダイチュウショー」における、大久保の作品「林スンの仕業」のアーカイヴにより構成されています。
「林スンの仕業」は、「ダイチュウショー」に参加した総勢20名の作家の中から7作家に大久保が協力を依頼し、実現しました。作品の概要は、「ダイチュウショー」の会期全7日間に毎日日替わりで7作家の作品をメイン会場である美術館市民ギャラリーからこのループホールに移動させるという出来事そのものでした。この「移動」は、「架空の人物『林スン』が何らかの理由において、行っている」という前提の下になされ、会期中の日々、ギャラリーオープン前に作品移動・設置を完了させ、オープンからその日の「林スン」についてのものがたりを即興的に執筆する、という行為を7日間繰り返しました。
7日間の移動は全て「林スンの仕業」とされていますが、それぞれの「林スン」は全て別人です。それぞれの「林スン」のキャラクターは、各作家へのインタビューを経て生み出されました。わたしは、それぞれの「林スン」をこの作家たちの中に見たのでした。
【協力作家:鹿野震一郎・大槻英世・今井俊介・池崎拓也・木下令子・髙木大地・木村俊幸】
今回の展示「林スンのポートレイト写真」は、作家 斎藤玲児により撮影されました。
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Ari Ookubo
July 20 (Sun) – August 3 (Sun)
14:30 – 18:30
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Reception: 7.20 (Sun) 18:00 – 20:00